私たちの使命
私たちの使命は地域の方々の健康寿命を延ばすこと。
皆様がいつまでも笑顔でいるためのお手伝いをしたいと考え、「患者様が豊かな生活を送るための治療」を目指しております。
健康で長生きするためには、睡眠、運動、栄養が大切。
栄養はバランスの良い食事から。
食事は良い歯、良い噛み合わせから。
「歯周病から歯を守り地域の皆様の健康増進に寄与したい」
それが私たちの願いです。
進行度による歯周病の症状
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歯肉炎
歯茎が炎症を起こし、赤くプクッと腫れて歯磨きをするときに出血することがあります。また、歯茎が炎症で敏感になっていますので、歯ブラシを当てた時に痛むことがあります。
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軽度歯周炎
歯茎が赤く腫れた状態は続き、出血もしやすい状態です。歯を支えている骨が下がるため、それに伴い歯茎も下がり、歯が長くなったように見える、冷たいものなどの刺激でしみるというような症状が出てきます。
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中等度歯周炎
歯茎の炎症は相変わらず続いており、骨や歯茎もさらに下がってきます。歯と歯の間に隙間が空いたり、歯がぐらつくようになり、食事の際に物がつまりやすくなります。また、歯周ポケットに増殖した歯周病菌や膿のせいで口臭が強くなってきます。
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重度歯周炎
歯周ポケットが非常に深くなり、中に溜まった膿のせいで歯茎が大きく腫れて痛みが出てきます。骨が歯をしっかりと支えられないため、歯がぐらつき、思うように物を噛むことができません。ひどい場合には勝手に抜けてしまうことも。
歯周病治療のご相談・ご予約は
-
[受付時間]
平日 8:55~13:00 13:45~17:50(歯周病基本治療)
土曜 8:55~13:00 13:45~16:50(安定期治療のみ) -
24時間365日受付
歯周病治療の流れ
歯周病治療は、まず、検査から始まり、どの程度の進行具合なのか診断することから始まります。できるだけ担当の歯科衛生士を一人に決め、その衛生士とともに治療を進めていきます。
- 14枚法
- 全ての歯の骨吸収状態をくわしく確認できるように、14枚のレントゲンに分けて細かく撮影し、精密な診断を行なっていきます。
- 検査表
- 歯を1本1本検査し、歯周ポケットの深さ、出血の有無、歯の動揺の程度、プラークの付着の仕方を細かく記入していきます。
- スケーリング
- 歯茎のラインよりも表に出ている歯石を、機械で弾き飛ばすように取り除いていきます。
- ルートプレーニング
- 歯周ポケット内部にこびりついた歯石を、器具を用いて丁寧に取り除き、歯根の表面を滑らかに仕上げます。
- 歯磨き指導
- 染め出し液を使って歯の汚れ具合を%で測っていきます。そして、患者様に磨き方、清掃用具のご指導を行い汚れ具合が15%を切るように目標を持ってご指導します。
- 禁煙指導
- タバコを吸っていると、歯周病に気づきにくい、歯周病が悪化しやすい、歯周病治療の効果が減少する、ということが起こり、歯周病のリスクを大きく高めます。そのため、喫煙されている方には、禁煙指導を行います。
- 糖尿病検査
- 歯周病と糖尿病には相関関係が認められるため、糖尿病検査を行います。また、重度の歯周病を患っている患者様には、糖尿病専門医をご紹介しています。
- エムドゲイン
- エムドゲインゲルを歯根の表面に塗布し、骨や歯根膜の再生を促します。保険適用外です。
- GTR法
- 歯根表面にGTR膜と呼ばれる特殊な膜を置くことで、歯槽骨、歯根膜、セメント質などの組織の再生を促します。保険適用外です。
- リグロス
- 細胞を増やす作用のあるリグロスを歯根の表面に塗布することで、歯周組織の再生が促されます。保険適用です。
歯周病治療のご相談・ご予約は
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平日 8:55~13:00 13:45~17:50(歯周病基本治療)
土曜 8:55~13:00 13:45~16:50(安定期治療のみ) -
24時間365日受付
歯周病治療の治療費
歯周病の治療は基本的に保険治療で行います。初診時3割負担の方で、3,300円(税込)程度です。
精密検査などで必要な場合は、2,200円(税込)程度の追加負担金が必要な場合があります。
※保険外での治療に関してはスタッフにご相談ください。
ドクター紹介
日本歯周病学会専門医
経歴
- 平成5年
- 愛媛県立松山東高校卒
- 平成12年
- 九州歯科大学卒業
愛媛大学付属病院歯科口腔外科勤務 - 平成14年
- 一般開業医勤務
- 平成18年
- 伊予郡松前町にて、かまくら歯科クリニック開院
愛媛インプラントクリニック併設 - 平成28年
- 日本大学歯学部生理学教室にて博士号取得
- 令和3年
- 日本歯周病学会専門医取得
所属学会など(2016年現在)
- ICOI国際インプラント学会
- 歯周内科学会会員
- 日本口腔インプラント学会
- ISOメンバー(インプラント)
- 日本歯周病学会会員
- デンタルコンセプト21会員
歯周病治療のよくあるご質問
- 虫歯になりやすい人は歯周病にもなりやすいですか?
- いいえ、そうとは限りません。
虫歯を引き起こす細菌と歯周病を引き起こす細菌は全く違う細菌です。それゆえ、虫歯になりやすいタイプだからと言って歯周病にかかりやすい訳ではありません。逆に、虫歯にかかりにくいからといって歯周病にかかりにくい訳でもありません。実際、ずっと虫歯なしの健康な歯だった人が、中年以降に歯に異変を感じて歯医者を受診したら重度の歯周病になっていたというようなケースはよくあることです。でも、家庭でのお口のケア、歯科医院でのお口のケアを若い頃からきちんと行なっている人は、どちらにもかかりにくくなりますし、その逆にケアがおろそかな人はどちらにもかかってしまうリスクが高くなります。 - 歯周病は何才くらいから気をつければいいですか?
- できるだけ早くから気をつけましょう。 歯周病で歯を失い始めるのは中高年以降が多いですが、実は歯周病というのは、そのずっと前から始まっています。歯周病は子供や若い人もかかるものです。ただし、若いうちは歯周病を起こしても「歯肉炎」という歯茎だけの炎症ですので、きちんと歯磨きをすれば治ります。でもそれを対処せずに放っておくと、いずれ「歯周炎」と呼ばれる、骨を失う歯周病に進展してしまいます。そのため、歯周病対策はできるだけ早いうちから始めておくに越したことはありません。子供のうちからお口のケアをしっかりと習慣づけておくことが、生涯健康な歯を保つことにつながります。
- タバコは歯周病に良くないそうですが、少数なら問題ありませんか?
- タバコは歯周病を発症・悪化させやすくする歯周病の最大とも言っていいリスクファクターです。一般的にヘビースモーカーほど、歯周病が悪化しやすいことがわかっていますが、喫煙する本数が少ないからといってリスクが0(ゼロ)になるわけではありません。アルコールは少量なら体に良いと言われますが、タバコの場合は、吸っただけリスクが高くなると考えて良いでしょう。また喫煙者の場合、歯周病にかかっていても、歯周病のサインが現れにくくなるのでより一層注意が必要です。タバコを吸うと歯茎の血行が悪くなるので、通常の歯周病のサイン、例えば「歯茎の出血、歯茎が赤く腫れる」というような症状が現れないことがあります。そのため、歯周病に気がつきにくくなって発見が遅れやすいので気を付けましょう。
- 歯周病は遺伝しますか?
- 歯周病自体は遺伝しませんが、歯周病のかかりやすさ(体質)はある程度遺伝が関係していると考えられています。例えば、歯周病菌に対する抵抗力の強さや唾液の性質、また、歯周病のかかりやすさを左右する歯並び、というようなものは遺伝が関係していると言われています。歯周病は生活習慣病の要素が強いと言われており、他の生活習慣病と同様、その生活習慣病にかかるかどうかは、遺伝的にかかりやすい素質があるかどうかの他に、「どのような生活を送るか」ということが大きく関係してきます。そのため、歯周病にかかりやすい体質を持っていたとしても、健康的な生活習慣を含め、歯周病対策をしっかりとしていれば歯周病にかからないようにすることも可能です。
- 口臭が気になります。自分の口臭を知る方法はありますか?
- 簡単な方法だと、コップに息を吐いて匂いを嗅ぐという方法や、市販の口臭チェッカーを使ってみるのも一つの方法です。ただし、歯周病で口臭が起こっている場合は特に、歯磨きだけでは一時的に口臭がマシになっても、またすぐに匂うようになってきます。かまくら歯科では口臭測定器を備えていますので、口臭の検査をして、口臭の原因を詳しく知ることができるだけでなく、その原因にあった治療法を行うことで、いち早く口臭のお悩みを根本的に解決することができます。
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